古民家で「農」と「食」を通して人と人とが出逢う場に
このたびご縁をいただきAtoZは、山梨県南都留郡西桂町の古民家「おらがカフェ・マホロバ」のコミュニティづくりのサポートをさせていただくことになりました。
「人は生まれた時から墓場まで、人として、人らしく生きていって欲しい。みな誰しもが誰かの何かの役に立ちたいと思っているんです。」と、マホロバオーナーの加藤さん。普段は地域の福祉事業所の利用者さんとともに田んぼや畑で農作業をする日々。「大自然に包まれて暮らしている私たち。自然はいつも支えてくれ、与えてくれます。私の師そのもの。大自然にゆだねられて育った野菜たち、私たちがしていることはちょっとのお手伝いです。そして調理してみんなで有り難くいただいています。」同じ大地の上で土に触れ「農」と「食」そして繋がれていく「人と人」。加藤さんの営みそのままが、「おらがカフェ・マホロバ」の根底には流れています。
”ふぞろい”って個性。何か好きなんですよ。
さらに「畑の野菜たちは大きさも形も味も”ふぞろい”でね、それって人にも言えること。”ふぞろい”って個性ですよね。だから何か好きなんですよ。」と話し、この古民家が地域に暮らす人たちの個性が集まり、誰もが主役になれる場になっていくことを願って「わたしの」という意味の方言「おらが」を使って「おらがカフェ・マホロバ」と命名したそうです。
初イベントに向けて動きだす
AtoZとしても、絶妙なタイミングで頼もしい同志が加わってのサポート事業始動となります。AtoZ村長がマホロバオーナー加藤さんと対話している横では、何やら楽しげにトントントンと話が進んでおりました。より地域に開いた「おらがカフェ・マホロバ」へ向けて、スタッフのみなさんの想いに寄り添いながらカタチにするサポートをさせていただきます。
肌寒くなった頃、火のまわりに人がやさしく集うイメージが浮かびます。これから、地域のみんなで”ふぞろい”を楽しむ場へ…!ぜひ遊びにいらしてくださいね!
AtoZ 矢野あずみ