自宅コミュニティという場が教えてくれたこと
2019年1月、さまざまな流れのなかでふと思い立ち自宅を開放し「AtoZ」はスタートしました。それぞれの心地よさを大切にする、ココロとカラダを感じる、そんなことをテーマに置きながら、その日その時、いつ誰がやってくるかわからない奇跡の出逢いの連続と、たまたま居合わせた人と人の間から生まれる創出のエネルギーに、わたしはただただ心をゆさぶられ、生きるよろこび・生きていく強さをもらい続けました。
暮らしの流れをそのままに、静かに73日、朝10時に自宅の扉を開け、必ず誰かはこの空間を訪ねてきてくれたことは、わたしが大切にしたい想いを確信に変えてくれました。ひとりでもここを求めてくれるなら…コロナ禍でいろいろな情報、考え、価値観に皆がさらされ、動揺し、見えてきたことは何でしょうか。わたしはやはり「答えは自分の中にある」「心と行動をそろえる」ことに尽きる、そして「人は人とのかかわり無くして生きられない」という原点を突きつけられた…そんな心境です。
このまま淡々と自宅で続けて行くものだと思っていたコミュニティAtoZに、10/28、突然終わりがやってきました。起きたことに抗うことなくその場で静かにコミュニティを閉じることを決めました。
自宅から一歩、パブリックな場へ!
そして、ありがたいことにこのたび都留市役所となりにある「エコハウス」にて、引き続きコミュニティAtoZを開いていけることとなりました。自宅に似た無垢材に囲まれた心地よい空間、時折、二両編成の富士急行の列車がカタコト通る、都留の中心にありながらとてものどかな場所です。
都留文科大学にも近くなり、学生が来てくれるようになりました。場所を公表できることで今までよりも身近に感じてもらえるのかなと思います。地域の大人、学生、学校帰りの子どもが何となく同じ空間で過ごす…それぞれの心地よさを大切に、来たいときに来て居たいように居る。場所が変わってもいつものAtoZらしくてホッとしています。
新たな展開ですが、変わらないAtoZ。変わらないようでいてしっかりと拡がりのエネルギーを感じています。大地に根を張り、地域のみんなとともに誰もがプレイヤーであれるまちづくりをAtoZらしさ全開で進んでいけたらと思っています。
AtoZ 矢野あずみ
【都留市エコハウス】
都留市上谷1-2
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【AtoZ】
「地域の誰もがプレイヤー」をモットーに活動。
ベースとなる【コミュニティAtoZ】は「来たいときに来て、居たいように居る。それぞれの心地よさを大切に」10:00-17:00 open!
そこから生まれた「やってみたい!」を具現化する【ココニールカフェ】を展開。こだわりや繊細さやチャレンジを共有することで、それぞれがより地域のなかで豊かに暮らしていくことをサポート。
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