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【浩太朗ハッピープロジェクト】これは誰の想い?わたしが伝えていきたいこと

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自身の想いと再会し、泣き笑いの圭子さん。とってもチャーミング。
これから私はどう伝えていきたいのか

 「ウェブサイトができたからこそ、これから私はどう伝えていきたいのか真剣に考えるようになって…」とAtoZにやってきたのは、小林圭子さん(都留市)。圭子さんが、息子・浩太朗さんの絵画や書をみんなに知ってほしいと2016年3月にスタートさせた「浩太朗ハッピープロジェクト」、念願だったウェブサイトを先日開設した今、改めて自身の想いを見つめるタイミングとなったようです。

 

ちなみにわたしがこのウェブサイトに載せる浩太朗さんの絵画ポストカードの撮影をお手伝いさせてもらったときの記事はこちら。

www.kurashi-atoz.info

実は今回も当初は、浩太朗さんの創作の様子を動画撮影してほしいとのお話しだったのですが、「撮影はいいけれど、動画で何を伝えたいのですか?」というのがわたしからのお返事。すでにウェブサイトのほかにもFacebookページ、Instagram…コンテンツをいくつも持っていて、さらにYouTubeで伝えたいという圭子さんの活動への想いをお聞きしてから撮影したいと率直に思っての質問でした。そこからひとつひとつ、思いつくままに言葉にしていってもらいました。

 

この想いは誰のもの?

最初はとても広い意味で語られる想い。それは心に映し出される理想の社会の姿だったりします。そのイメージを持つこと、語ることもとっても大切なこと。と同時に、一個人としての小さな行動の一つ一つは自身の想いの熱量とのフィット感をいちばんに大切にしたいところです。

 

なぜ知ってほしいのか?圭子さんにとって浩太朗さんの作品は何なのか?今言った言葉は具体的にどんな状態のことを指すのか?あなたがワクワクしちゃうことは?

 

ぐちゃぐちゃのまま、どんどん問いに答えていくうちに少しずつ見えてきます。自分の想いと誰かの想いをごちゃまぜにしていたことや、無意識にかけているブレーキがあること。「これは違うんだ」とわかるだけで大丈夫ですね。

 

圭子さんの場合、息子・浩太朗さんの絵画や書を通じて彼のメッセージを届ける立場にいるので、どうしても"100%伝えきれているか?"いつも不安を抱えていたことが痛いほど感じられました。自身の想いなど必要なくて、浩太朗さんの想いを…と。

 

原点は自分のために作ったカレンダー

ここでふと訊ねた「浩太朗ハッピープロジェクトをはじめるキッカケは?」の質問から、ステキなエピソードと出逢えました。それは、プロジェクト立ち上げよりももっと前、2012年のこと、圭子さんは色彩美しい浩太朗さんの絵に見惚れて「こんな美しい絵と一緒に毎日暮らせたら幸せだな」と一枚のカレンダーを自分のために作り、お部屋に飾ったそうです。それがこちら。

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使いたい絵がたくさんありすぎて、次の年にはふた月ごとに1ページ、昨年からはひと月ごとに1ページのカレンダーに進化。圭子さんは、浩太朗さんの生み出す作品の一番のファンなのですね!それが自身のフィルター(感性)を通したまぎれもないドキドキの源。このドキドキをみんなにも知ってもらいたい!自分と同じようにこの絵を見て素敵だな~と思う人たちと出逢いたい!ファン心理として湧いてくるのは当然のことですよね。

 

そして、圭子さんの口からよく聞かれるフレーズ「毎日の暮らしのなかにある浩太朗の絵」の原点に出逢えたようで、わたしも嬉しくなりました。

 

浩太朗さんの作品を通して圭子さんが伝えたいこと

数々の作品が生まれる瞬間に立ち会ってきた圭子さん。「浩太朗は一人では表現することはできませんが、作品を見るたび、こんなことまで考えているのかと毎回驚かされます。そのことで、どんな人でも表現できているのはほんの一部なのではないかと気づかされました。誰しも心の中には表現しきれないたくさんの想いを持っていると知ることで、表に見えてることだけで判断せずに寄り添う気持ちがうまれたり、やさしくなれたりするのではないか?ということを伝えていきたい。」と、誰のものでもない”圭子さんの想いの核”におのずと辿りついていました。

 

これから圭子さんは浩太朗さんの作品に惹かれる一番のファンとして、ひとつの同じ作品からそれぞれの感性で感じとるファンの方々とつながれるような、また浩太朗さんともコミュニケーションしてもらえるような、新たなというか真の「浩太朗ハッピープロジェクト」をみんなと作っていきたいと思っているそうです!

 

軸をとらえた圭子さんの軽やかでしなやか発信、これからも楽しみにしています!

 

AtoZ 矢野あずみ

 

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